最近の歌い手界隈について

「歌い手とは一体なんなのか」と考えるようになった。

というものここ数年で歌い手のメジャーデビューが目立つようになったのだ。CDを出すまでなら別に許せるのだが(EXIT TUNES等で)メジャーデビューで大手レコード会社と契約を結ぶとなると最早「歌い手」ではなく「歌手」なのではないかと思っている。さらにはアニメのOPやらEDを歌う歌い手が増えている。私の心境としてはますます遠い存在になっていってる感覚だ。

そういう人に限って「私は皆から遠い存在になっていってるって言われるのが嫌でした」と綺麗事を呟くのである。遠い存在にしているのはそちら側ではないのか。最早歌い手なんて名乗らないで歌手って言ってほしいくらいのモヤモヤ感だ。

私が思う「歌い手」というのは「ネットの中だけで活動する歌うことが好きな人」という認識なのだが、最近では少しずつ概念がズレてきているように感じる。海外でライブをする歌い手が増えてきてるし……運動会って何(真顔)

私は歌手になりたい人が歌い手という「職業」を利用しているのではないかと思い始めた。だったら地道にストリートライブを続けて念願のプロデビューを叶えた歌手の方を応援する。

私も昔は好きな歌い手はいたのだが全員悉くプロデビューしていってるのでその時でファンはやめている。もうニコ動に自分の趣味で動画が上がることもないだろうと思っているからだ。ちなみに歌い手として認知度が上がると自撮りをホイホイ載せるようになるのも気に食わない。

ちなみに私が今好きなのは某地声が男性ボイスの身長171cmの女性歌い手と某ゴリラと茎わかめのハーフの歌い手なのだが、この2人もアニメのOPとEDを歌うことになったらしいのでもうファンをやめようかなーと思っている。

逆に嫌いなのはあふたーざなんとかってユニットの2人だ(分かる人は分かる)。2人の知名度が高すぎて2人の名前だけで動画再生数が馬鹿みたいに伸びてるのが気に食わない。あとそんなに歌声も好きじゃない。でも友人が好きなので下手に言えないのである。

それに比べて某ハーバルエッセンスシャンプー使ってる童貞金平糖歌い手と某混沌創造神αの歌い手はすごい。彼らも歌い手歴は長いのだがこれまで一切顔出しもせず、金平糖に至ってはイベント出演も断っているという、まさに私の中では理想の歌い手である(ネタ中心だが)。本当にネットの中だけでの活動。こういう歌い手なら応援したい。

自分の欲望に駆られずに永遠にネットの中だけで生き続ける歌い手に久々に出会いたいものだ。あと過度に顔出ししない人とか。